医食同源 

機能性ディスペプシアに罹患したと思われるのが、もう1年半位前の事。

当時は空腹時でも胃が痛くなるし、少し食べ物が入っただけでも吐き気がしたり、のたうち回る様な胃痛がしたりしてたのに、内視鏡検査を受けても異常無し。

精神科で処方される胃薬も強い物になっても、症状は改善されるどころか益々酷くなる一方で、マトモに食事を摂れ無い身体は夏にはどんどん痩せて貧血にまでなっていた。

丁度その頃、市の健康診断があって『受けられるモノは受けておくか』とアレコレと検査を受けた結果、大腸がん検診の結果に『他の疾患が疑われますので診察をお勧めします』との書き込みが。

慌てて消化器科を受診すると、『機能性ディスペプシア』と診断され、初めて聞く名前にポカーンとしながら、唯一その病気に効く薬だと云う『アコファイド』を処方され、漠然と飲み続けていた。

でも、結局は気休め程度にしかならなかったし元々副作用が出やすい体質だから、アコファイドでも副作用が出てしまって、年末の診察には消化器科の主治医に匙投げられて、その日たまたま常駐していた救急救命医で漢方も専門にしてる先生の所へ連れて行かれて『話だけでも』の筈が、親身に話を聞いてくれて診察迄してもらって、「もうアコファイドは飲まなくていいよ。機能性ディスペプシアは僕が必ず治してあげるからね。」と、言ってくれて、そのまま先生が個人で開業している『つゆくさ医院』へお世話になる。

『病気というものは自分でしか治せない』『多くの病の原因は自分の生活と食事にある』と、先生は治療の『お手伝いをすること』と、最初にクリニックへ行った時に渡された一冊のファイルの一ページに書かれていた。
更に『カルテは患者さん自身が作るもの』と。
だから診察の度に先生が書いたものをファイルに綴じていって、アレコレと書き込みしていく。

普段から書いているノートとは、また別の作業になる訳だ。


さて、前置きと云うか本題に入る迄がエライ事長々しくなってしまったのですが、『医食同源』。

最初の頃は食べ物のダメ出しがとにかく多く、自分でも何を食べたら良いのか解らなくなってしまい、かと言って作る気力も全く無く、宅食サービスを勧められたりしたけれど、金銭面でそんな余裕も無く。
混乱しまくった挙句、精神科へ一ヶ月の休養入院となってしまったのですが、入院中の食事がこれまたストレスになってしまい病状悪化の体重減少。

退院してからもしばらくの間はネギを切る事すら億劫で堪らなく、食事の支度や食べる物やダメな物を常に考えている事がストレスになってしまい、つゆくさ医院の先生にボロボロと泣きながら話すと、「人間は米と納豆と味噌汁があれば生きていける」と言われ、それだけでも金銭面も精神的にもかなり救われた。

でも、中々自分の胃袋の適量と云う物が解らなくて、食べられる量や物を胃袋と相談しながら試行錯誤の日々。

最近になってやっと『腹六分目』の量や胃もたれや吐き気がしない食べ物が解って来た。

『食養生』

私にとっては食事も治療の一環。
TVは消して姿勢を正してゆっくり良く噛んで食べる。
日課のノートには起床や服薬の時間以外に食事の内容も記録している。

今はまだ茶碗に半分くらいの柔らかめのご飯に卵と納豆かけて食べるのが精一杯。

下の写真は昨日の夕飯の物だけど、これだけでも完食するのに40分くらいかかってしまう。











以下、お目汚しの記事になってしまうかと思われますので、閲覧にはご注意ください。


丁度食事を始める前に『粗食』というタイトルで上の写真を知人に送ったら、『美味しいそう』だの『手作りっていいよね』『料理得意そうだし今度お願いしようかな』などと云う返信有。一気に不愉快になってしまった。

手作りも何もタダの納豆と卵かけご飯とインスタント味噌汁に野菜少し足しただけだし、12個入ってて71円だった焼売を4個だけレンチンしただけだし。必要に迫られて食事を用意しなくちゃならなくて、二ヶ月もかかってやっと手を抜く事を覚えて楽になれたというのに。

切り詰めて切り詰めて毎日毎日同じ様な物を食べ続けているだけだし、こんなモン誰にだって出来るじゃんか!

と、大病を患っているのに、普段から自分の食事や生活を蔑ろにして居る知人に対して、一気に怒り爆発。


私は前々から自分の身体を蔑ろにする人を何人も見て来たけれど、結局は自分の事を大切にする事が出来ない人達ばかりだったし、言い換えれば他人を大切にする事も出来ない人達ばかり。


心と身体は繋がって居る。


その身体をつくり良くも悪くもするのは食べ物。




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