病院には行ったけれど・1 

朝から気分は良くないし、落ち着かないし頭も痛いし

だけど病院には行かなくちゃ。


そう思いながら怠い身体で身仕度をしてなんとかギリギリの電車に乗り込んだ。




病院へ向かう送迎バスの中、とうに頓服は効いているはずなのに

胸は苦しいし涙が出てくるわでどうしようもなくて

病院に着いて待合室が混んでいたから中庭でタバコを吸っていた。




遠目に病棟の補助の中村君の姿を見つけた時、向こうも私に気付いて

忙しそうに渡り廊下を足踏みしながら私が来るのを待っていてくれて、

傍に行って思わず腕を掴んだ途端に涙がボロボロと溢れ出して

それを見た中村君は「しんどそうだね。」と声をかけてきた。

泣きながら「しんどいよぅ」と答えると「診察まだなの?」と聞かれ

私は泣きながらうなづくだけ。



中村君は急ぎの用事だったらしく

「ゴメンね、急いでるから行かなくちゃいけないんだ」

と言われたけれど、中々その腕を離せずにいた。




待合室に戻っても人の少ない所で涙ぐんでるか放心状態か

時間が経つほど落ち着きが無くなる。

何を何処から話せばいいのかすらわからないほど。




しばらくして名前を呼ばれ、『顔見たらまた泣くのかな』と思ったけれど

案外冷静な半ベソ状態で「あれだけ言ったのに何で先週コケたんですか?」

と、不安だった気持ちをいきなりぶつけた。




そしたら先生、ノロウイルスにやられて、病院からも「来るな」と言われたそうで・・



(少し前にもインフルエンザになったし

その前は声がカスカスになる程の風邪ひいてたし。

忙しい先生だから仕方がないのかなぁ。)




どこまで病気を貰いやすい先生なんだと思いながら、診察に入る前に

昨日私が訪看さんに話した事がカルテに挟まっていて、

それに気付いた先生は一通り目を通してから私の愁訴を聞き始めた。







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